2018年7月の大雨で、岡山県倉敷市真備町を挟む高梁川(たかはしがわ)と小田川が氾濫し、町のほとんどが浸水する状態に。

物資もなく住民の方々は不自由で不安な状態となっています。

今回は「岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアはいつから?参加方法や準備物と心構え!」と題して調査します。

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアはいつから?

未曽有大惨事となった岡山県倉敷市真備町。

川の氾濫により、現地では今もなお浸水が収まらず水浸しの状態です。

また、日本中から支援の声などが出ていますが、中には住民ために千羽鶴を折って送られた方もいるようです。

ですが、それは失礼ですが、

無用の産物

です。

かえって場所も取るし重い。処理に手間がかかって残念ながら倉敷市職員の方の邪魔にしかなりません。

現地の方々が一体何が必要なのか。また、その量は適切なのか。冷静に判断して支援しましょう。

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアはいつから?

このような広範囲での災害の場合、必要となってくるのは人の手。

災害ボランティア

の皆さんです。

「何とか手伝いたい」と思っている人も多いはず。

でも、ちょっと待って!

いくら災害ボランティアでも、現在(2018年7月9日)はまだ受け入れる状態ではありません。

私も東日本大震災の際には、災害ボランティアに参加したしたのですが、

基本的に災害ボランティアの仕事は、災害後の後片付けが主な仕事になります。(ほかに炊き出しなどもありますが)

また、個々人の能力や住民のニーズに合わせて個別の案件をお願いされる場合はあります。

ですが、いま現在は真備町の浸水災害は収まっていません。素人が現地入りしても、二次災害にあってかえって救助活動などの邪魔をしかねません。

ですので、岡山真備町の河川氾濫浸水の災害ボランティアは

災害が収まり

現地の受け入れ体制が整い

募集が開始される

段階になってから参加しましょう。

【追記情報(随時更新)】

2018.7.11

本日7月11日に倉敷市社会福祉協議会にてボランティアセンターが解説されたというニュース報道されました。

 西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市に11日、ボランティアセンターが開設された。

 スコップなどを手に駆け付けた人たちは受け付けを済ませると、それぞれ現場に向かった。

 運営する市社会福祉協議会は、13日まではボランティアを市内在住者に限り、受け入れ態勢を整えた上で、14日以降に全国から受け付ける予定

 センターは同市玉島長尾の中国職業能力開発大学校に設置。受け付けは午前9時に始まり、スコップや長靴を持った市民が長い列を作った。同協議会によると、被災者からは泥かきや家財道具の搬出などの要請が相次いでいるという。

 倉敷市玉島の30代男性は、広範囲に浸水した真備町地区の惨状を見て、「にわかには信じがたい。人ごとではない」と参加を決意。「目と鼻の先の地域がつらい状況にある。少しでも力になりたい」と話した。

 同級生ら10人と参加する高校2年の武井聖空さん(17)は「小さなことからでも手伝って、助けになれれば」と意気込んだ。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000050-jij-soci

 

ただし、この豪雨災害の災害ボランティアセンターは

中国職業能力開発大学校」で受け付け、時間は9時からです

倉敷市社会福祉会ホームページ

記事にある通り13日までは、同じ倉敷市の市民が対象。全国ボランティアの受け入れは

7月14日から

となっています。

今朝のNHKあさイチの情報では、現地は大変な暑さになるということです。

ここで非常に重要になってくるのは熱中症対策。

水分は基本的にスポーツドリンク。水の場合はカバヤ食品の塩分チャージタブレットなどの補助系食品の持参をお願いします。

保冷剤などをタオルに入れて延髄下を冷やすのも有効です。

くれぐれも2次災害にご注意ください。

また、川泥は乾燥すると大変細かいため、空気中に散乱します。

ゴーグルや防塵マスクなどの防塵対策はしっかりとして現場に向かいましょう。

※災害地付近・倉敷市内のコンビニ・ドラッグストア・薬局などは品切れが予想されます。ぜひ、ご自宅周辺のコンビニ・ドラッグストア・薬局などでお買い求めください。

本日のNHKあさイチでは、飲料水をはじめとする水が大変不足しているということです。体を洗う水さえないので、ビオレなどの体をふくボディーシートは持参しましょう。

また、今朝のあさイチではヘルプマーク(カード)というものが特集されました。

おそらく災害地では体調を崩された方など、言い出しにくい状況になっているかもしれません。

このヘルプマーク(カード)の考え方を応用して、お手伝いをしたおうちの方で体調の悪い方などいないか、いたらボランティアセンターなどに報告しましょう。

【関連記事】

赤地に白十字と白ハートはヘルプマーク!カードを悪用する痴漢に注意!

 

2018.7.10

NHKあさイチでは、実際に現場に行った医療ボランティア医師からの情報を放送。

現在もまだ救助活動が継続しているとのこと。

また、倉敷市の隣の総社市で支援物資の仕分けをしている男性を取材。

男性が言うには

  • 箱を開けなくても中身がわかるように、入っているものを外箱に明記してくれると作業が効率的に行える。(あまり複数のものを入れないほうが良いかもしれません)
  • 励ましの言葉なども想像以上に力になる

と言っていました。

そして、SNSで支援物資を訴えた男性は

今までは今日明日を生きるための物資が必要だったが、これからは衛生環境が整えられる物資が必要になると話しています。

具体的には

  • 歯ブラシや水のいらないシャンプー
  • ウエットティッシュやおしりふき・体をふくボディーシート
  • 外を歩くためのサンダル

消耗品は継続して必要とのことです。

加えて、災害コンサルタントへの電話取材では、

  • 被災地の受け入れ態勢の確認が必要。(受け入れ態勢がない場合は送っても届かない)
  • 被災地のニーズは日々変わる。支援も最新の情報を確認するべき。
  • どちらかというと個人で送るよりも、企業や団体から少種多量の支援物資のほうが被災地は助かる

という話もありました。

支援物資ももちろん有効ですが、募金や義援金も大変有効だと思います。

 

 

災害ボランティアへの参加方法は、以下の方法が考えられます。

 

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティア参加方法は?

※岡山真備町の災害ボランティアをお考えの方は、絶対に倉敷市役所などへの電話などでの問い合わせ等はしないでください!

倉敷市役所の方達はそれどころではありません!体制が整うまでは、電話・メール等での問い合わせはお控えください!

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティア参加方法①

一つ目は倉敷市ホームページや岡山県ホームページを閲覧して参加方法を確認することです。

ですが、2018年7月9日現在でのアクセスはお控えください!

アクセスが多すぎてサーバーがダウンしてしまうと、被害に遭った方々や倉敷市民、岡山県民の方々に必要な情報が届かなくなってしまします。

そのため、このページにはURLは載せませんのでご了承ください。

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティア参加方法②

もう一つはボランティア系ポータルサイトで確認する方法です。

中でも全国社会福祉協議会のホームページには各被災地のボランティアセンターの情報が載っていますので、ここに岡山県真備町のボランティアセンター情報が載る可能性があります。

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティア参加方法③

3つ目はTwitterなどでのSNSやボランティア団体への参加です。

ただし、Twitterなどはもしかしたら嘘の情報を流す悪い輩がいるかもしれません。

情報は十分に注意して信頼できる情報であることを確認しましょう。

岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアの準備物と心構え!

災害ボランティア参加の際の準備物

調査したところ水害ボランティアに関してのマニュアルを発見しました。

素人が列挙するよりもこちらを見ていただいたほうが正確化と思います。

日本財団レスキューストックヤード発行マニュアル(PDF)

また、飲用水などは慢性的に不足気味です。必ず持参するようにしてください。(塩分チャージ等ミネラル補給用品も準備)

また、現地の人たちが必ず必要なものの多くは消耗品です。

赤ちゃんや高齢者用のの紙おむつ、女性用生理ナプキン類、トイレットペーパーやティッシュペーパー、布巾やタオルなど。

もし手持ち荷物に余裕があるのでしたら、これら支援物資も持っていきましょう。

そして、矛盾するかもしれませんが

余計なものは持って行かない

ことです。

現金なども必要最低限にしておきましょう。

 

災害ボランティア参加の際の心構え

これは

現地の迷惑にならないこと

に収束されると思います。

私が災害ボランティアで参加した時に、昼食で持ってきたおにぎりで食中毒を起こした方がいます。

結局、現地の病院で治療してもらったようです。

助けようとして、かえって現地の方に手間をかけさせてしますことがよくあります。

災害地は普段の私たちの感覚から、かけ離れた状態にあります。

水道をひねっても水は出てこない。

のどが渇いても自販機やコンビニはやっていない。

熱中症になっても冷やすものがない。

傷を負っても消毒薬やばんそうこうはない。

上のおにぎりでの食中毒に至っては、保冷材もなしに持ち歩いていたそうです。

ですので、

本当に何もない過酷な状態を想定しておく

ことで不測の事態にも対応できるようにしておきましょう。

また、被災地は一時的とは思いますが治安が悪化しています。災害情報のほか、犯罪に巻き込まれないように情報収集しておきましょう。

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岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアはいつからと参加方法・準備物・心構えまとめ

今回は「岡山真備町氾濫浸水の災害ボランティアはいつから?参加方法や準備物と心構え!」と題して調査しました。

災害ボランティアもそうですが、被災地と支援側で問題が起きる原因はミスマッチです。

被災地の声をよく聞き、できれば情報を収束してくれる窓口から情報を得てから動くようにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。