2018年7月9日、オウム真理教の元教祖、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の火葬が行われました。

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚は生前、自信の四女を遺骨の引き取り手として意思表示。

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の四女は、過去に虐待されたなどの理由で親との縁切りをしています。

そんな四女をなぜ引き取り手として指定したのか?謎が多いです。

今回は「麻原彰晃の遺骨なぜ四女に?理由は?虐待された娘が一番安全?」と題して調査します。

麻原彰晃の遺骨は虐待された娘が持つほうが一番安全?

2018年7月9日、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の遺体が火葬されました。

そしてその行く末の注目が「遺骨が誰にわたるのか?」

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚が組織したオウム真理教は解体されましたが、その後継団体が複数存在しています。

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こちらの記事にはオウム真理教の後継団体には、いまだに麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の写真や教義の著書が飾られているとのこと。

すなわち、まだオウム真理教を信仰していると同義となります。

そうなるとこれら教団に今だ教祖と崇められる麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の遺骨が渡ると、神格化され教団の勢いが増すことにもつながる可能性が高いです。

宗教とは不思議なもので、拝む対象が具体的であればあるほど信仰心が向上します。

それが教祖の遺骨となれば、信仰上もっとも権威のある信仰対象となるわけです。

教団の勢いが高まると、このオウム真理教の後継団体の場合はどんなことをするかわかりません。

事実、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の死刑執行後に行われた立入り検査では、今までよりも「非協力的な態度」が見られたとも報道されています。

ですので、できればそういったオウム真理教の後継団体からは遠く離れた存在に引き取ってもらいたい。

世間はそういった流れになっていったと考えられます。

麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚は遺骨の引き取り手に虐待された娘四女を指定

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚は、死刑執行後、遺骨の引き取り手に四女を指定したといいます。

 

要求書は妻のほか、6人の子どものうち長女と四女を除いた4人の連名という。6日に死刑が執行された松本元代表の遺体について「極秘の安置所に安置し、葬儀などの儀式はせずに弔い、遺骨は金庫に厳重に保管管理する」としている。また、拘置所側の担当者が「松本元代表が他の人を遺体の引き取り人に指定した」と説明しているとしたうえで、「精神状態からすればあり得ないと考えている」と反論している。

死刑囚の遺体の引き取り先は、死刑囚本人の意向などを踏まえて決められる。公安当局や警察当局は松本元死刑囚の遺体が、教団から派生・分裂した団体の信徒にとって、信仰対象になることを警戒している。

引用:http://news.livedoor.com/article/detail/14978986/

 

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の四女は「松本聡香」さん。

松本聡香というのはペンネームです。

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の四女:松本聡香さんは麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚についての著書を出版しています。

『中古』私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~(楽天市場へ)

その中で、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の四女:松本聡香さんは

  • 子供のころ弟が生まれると私は教団内の窓もない一人部屋に閉じ込められた
  • 熱湯風呂や寒空のなか外に薄着で放り出されるなど死に目にあった。
  • 教団解体後も学校からの入園拒否等阻害された。
  • 親の所業を背負い耐えきれず、何度も自殺未遂をした。

など壮絶な人生を歩んできたと書いています。

そして両親とは絶縁し、親とも思っていないと語っています。

なぜ我が子に対してそんなことができたのかも疑問ですが、こういった仕打ちをした四女に自分の遺骨を引き取ってほしいと指定することが一層謎を深めます。

麻原彰晃の遺骨なぜ四女に?理由は?

これについては四女:松本聡香さん自体が困惑しているようです。

大雨の被害で亡くなられる方がいる中、実父が最後の最後まで世間をお騒がせしていることを心苦しく思っております。本当に申し訳ございません。

松本元死刑囚の最後の言葉の件につきましては、指名を受けた私自身が大変驚きました。

引用:http://sky.ap.teacup.com/takitaro/

本人も困惑するくらいですので、部外者の私がこの麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚が遺骨の引き取り手に四女:松本聡香さんをした理由を語ることはできません。

ですが、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚が遺体の引き取り手を四女に指定した理由について、ほかの家族が疑問視しています。

当初、元死刑囚が遺体の引き渡し先を四女に指定したと報じられたが、麗華さんはこれを疑問視した。元死刑囚が心神喪失の状態にあったこと、拘置所の職員と意思疎通ができていなかったことなどを挙げ、「作られた話ではないかと感じております」と指摘。また、四女が昨年11月の会見で「父親のことを私は、今も昔もほとんど父親だとは思えません」と話していたことを振り返り「四女(ブログでは名前)自身の立場や心情を考えても、今回の『指定』には疑問が残ります。また母は、四女(同)を含めて、家族みなで父の死を悼むことを願っています」とした。四女側は当面、拘置所で保管してほしいとの意向を示しているという。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の三女:松本麗華さんは、この遺骨引き取り手の指定に疑問視。そして、四女意外の家族にわたっても宗教・政治的利用はないと公言しました。

 報道では、父の遺体や遺骨の利用についてさまざまに報じられておりますが、父を宗教的・政治的に利用することは家族として決してできませんし、万が一、その動きがあったとしても家族が決して利用させないことをお約束します。また、わたしは以前から申し上げている通り、オウム真理教から派生したいかなる団体とも関係しておらず、派生団体には解散をしてもらいたいと考えていることを、あわせてお伝えいたします。何卒、ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。          2018年7月9日正午(松本麗華)

引用:http://blog.asahara-kousoshin.info/

そうなると、上の松本麗華さんの上の記事のように「作られた話ではないか?」という疑惑が浮かんできます。

「作られた話」とはつまり捜査当局のねつ造ということです。

 

麻原彰晃の遺骨の引き取り手を四女には、当局の判断?指定はねつ造か?

この捜査当局のねつ造疑惑。

確かに、この麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の遺骨引き取り手に四女:松本聡香さんが指定されることは世間で最も望むところかもしれません。(残念ながら)

しかし、四女の松本聡香さんはこの疑惑についてきっぱりと否定しています。

 

大雨の被害で亡くなられる方がいる中、実父が最後の最後まで世間をお騒がせしていることを心苦しく思っております。本当に申し訳ございません。

 松本元死刑囚の最後の言葉の件につきましては、指名を受けた私自身が大変驚きました。しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします。(メディア問い合わせで補充「当面、東京拘置所保管」を前提にて)
 捏造などではあり得ません。現に聖人化される恐れがあっても遠藤元死刑囚の遺体は教団に渡りました。
 私は自分が他の親族に比べて実父から愛されたとは最後の言葉を踏まえても思いません。ですが、かなり信頼してくれていたのかもしれないというのは思い当たる節があります。実は知る限り彼と最後に接見できたのは私だったからです。

 松本元死刑囚はおそらく最後は一人の人として葬られたいのだと思います。
 私には自分の過去の体験を振り返ると少し彼の気持ちが分かります。信者から神と崇められ、世間から悪魔と憎まれる人生というのはつらかったのではないでしょうか。誰も人として温情をかけてくれないわけですから。

 今、実母と、長女以外の姉弟と、信者たちに言いたいことがあります。
 どうか松本元死刑囚の最後の意向を尊重してやっていただけませんか。彼は自分で始めたことの幕引きをもはや一人ではできなくなってしまったのです。自分の真意を伝えるのが苦手なのもあると思いますが、あまりに事が大きくなりすぎました。

 もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか。支配されるのは終わりにしませんか。松本元死刑囚のためでもあり、また信者も一人一人の人生を生きるためにです。
 実父はもう麻原彰晃ではありません。
 その荷を死と共に降ろしたいと願った松本智津夫という一人の人間でした。

 松本元死刑囚の罪を増やさないためにも、ご自分が人生をこれ以上台無しにしないためにも報復テロや奪還テロなど絶対にやめてください。今まで松本元死刑囚に従ってきても、これからを彼と心中する必要はないんです。

 彼のためには彼を崇めるのではなく、たくさんの人を傷付けてしまった彼の霊がいつか救われるよう祈ってあげることではないでしょうか。

 もうオウムを終わりにしませんか。社会を憎むのは終わりにしませんか。そして、改めて自分の人生を始めてみませんか。

 残された者が生きて自分と周りを幸せにするのが死者への最大の供養になるはずです。
 どうかお願いします。

引用:http://sky.ap.teacup.com/takitaro/

四女:松本聡香さんはきっぱりと否定するほか、信者への麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚への依存心を放心させるよう訴えています。

私も読ませていただいて、もう部外者が何を言う必要もないなと感じました。

最後に接見したのは四女の松本聡香さんで、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚はそこで心情を吐露したのかもしれません。

一番親を憎み、一番遠くに存在した四女だから本音を言ったのかもしれませんね。

 

まとめ

今回は「麻原彰晃の遺骨なぜ四女に?理由は?虐待された娘が一番安全と当局判断しねつ造か?」と題して調査しました。

この信者へむけた文章は現在の松本聡香さんの精いっぱいの声だと思います。

決して、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚を擁護するためのものではありません。

この記事を読んだあなたは、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚をはじめとしたオウム真理教関連の所業の責任を、この麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の遺骨を受け入れる四女:松本聡香さんへ転嫁しないようにお願いします。

四女:松本聡香さんへ敵意を向けることはアンチオウム真理教として、裏信者になっていることになってしまいます。

どうぞそこのところだけ理解していただければと思います<(_ _)>

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最後まで読んでいただきありがとうございました。