マヨラナ粒子ってマヨラーな粒子?(笑)
2018年7月12日、80年以上存在が確認されたなかった「マヨラナ粒子」なるものが発見されたという報道がありました。
すごいんでしょうけど、一体何?って声が聞こえます。聞こえますよ!
今回は「マヨラナ粒子とは?難解なので簡単解説!名前の由来は?」と題して調査します。
マヨラナ粒子とは?難解なので簡単解説!
マヨラナ粒子:実証 同じ動き観測 京大グループ https://t.co/DziVVGFhof
— 毎日新聞 (@mainichi) July 11, 2018
80年以上前に存在が予言された幻の「マヨラナ粒子」が実際に存在することを世界で初めて実証したと、京都大などのグループが12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。電気を通さない固体の中で、電子がマヨラナ粒子のようにふるまう現象を観測したという。将来的には量子コンピューターなどへの応用が期待される。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20180712/ddm/012/040/076000c
マヨラナ粒子。。。
名前がかわいいのに難解な奴。。。
このマヨラナ粒子について詳しく説明されていたサイトがあるので、そこからちょっと引用元します。
このマヨラナ粒子は「非アーベル量子統計」と呼ばれる特殊な統計に従っている。その性質を用いることで、環境ノイズに対して強く量子情報を安定に保つことができる、「トポロジカル量子コンピュータ」を実現できると考えられており、近年、マヨラナ粒子がある種の超伝導体や磁性体中で、準粒子として現れる可能性が指摘され、大きな注目と期待を浴びていた。
現在研究されている量子コンピュータは、0と1の量子力学的重ね合わせ状態をとれる量子ビットを用いて超並列性を実現するもの(ゲート方式)だが、この「重ね合わせ状態」の量子ビットは極めて不安定で、温度や磁場といった環境ノイズに非常に弱いという問題を抱えている。
一方で、トポロジカル量子ビットは、「トポロジー(位相幾何学)」と呼ばれる連続的に変形させても保たれる性質によって保護された量子状態のビットを指す。
トポロジーとは「取っ手のついたコーヒーカップとドーナッツは連続的に移り変われるが、ボールは“穴の数”というトポロジーで区別できるため、それらと連続的に移り変わることができない」といった概念であり、トポロジカル状態は、不純物などのかく乱の影響を受けないという特徴がある。
引用元:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1131933.html
いっっみわかんねぇ!(゚Д゚)
なんか途中に例え話で「取っ手の付いたコーヒーカップとドーナッツは、連続的に移り変われるが・・・・」とかいていますが、
いっっみわかんねぇ!(゚Д゚)
すいません。とりみだしました。。。
でも、一つ何となくわかりそうなものが。
なんとあの「ニュートリノ」がこのマヨラナ粒子の候補とされているらしいんです。
ニュートリノがこのマヨラナ粒子とすれば簡単に解説できる?
ニュートリノは「電気を持たない素粒子」のこと。
基本的に宇宙を作り出している物質すべては、電気を帯びています。
詳しくいうと、クォークとレプトンという素粒子の仲間で形成されています。このクォークとレプトンが何個組み合わされて原子が構成されているってお話。
(例えば、水素原子はクオーク3個でできた陽子とレプトンの仲間の電子1個で構成されている)
そんなちっちゃな話だから理解するのに想像力が必要なんですね^^;
余計わかりにくくなってしまうので、ニュートリノは電荷をもたないってことだけ理解ください。
電荷をもたないニュートリノは、地球すら通り抜けてしまうという驚異の物質。
このニュートリノの観測に成功してノーベル賞をもらったのが、小柴昌俊東京大学名誉教授です。
小柴昌俊東京大学名誉教授はカミオカンデという装置を使って、ニュートリノの観測に成功。
なんでも通り抜けちゃうんですから、観測っていったってどうやりゃいいの?って世界中の科学者が悩んだところに一つの答えをこの小柴昌俊東京大学名誉教授が出したんですね。
ニュートリノは何でも通り抜けちゃう物質
要するに
なんの抵抗も受けない
ということなんですね。
空気抵抗もなければ、心理抵抗もない(笑)
なので、常に一定の速度で進みます。ということは、
ずれなどがほとんどなく、超正確な波長を維持できる。
ということです。
ですので、このニュートリノを正確性が超重要な量子コンピューターに使えるのでは?
といわれています。
そして、このニュートリノとされる粒子が、今回存在が証明された「マヨラナ粒子」ではといわれています。
マヨラナ粒子の名前の由来は?
このマヨラナ粒子のマヨラナって気になりますよね?
なんでこの名前なのか由来を調べました。
このマヨラナ粒子の名前の由来は、
このマヨラナ粒子の理論「中性粒子」理論を作った、
エットーレ・マヨラナ
さんの名前からきています。
エットーレ・マヨラナさんってなんかこの名前も面白い。
エットーレ・マヨラナさんはイタリアの物理学者さんで、1938年になんと行方不明になってしまったんだとか。
ミステリアス!
今回のこのマヨラナ粒子発見はこのエットーレ・マヨラナさんの中性粒子理論に基づいて存在が証明されたんです。
この、なんでも通り抜けちゃうニュートリノかもしれないマヨラナ粒子。
発見したエットーレ・マヨラナさんも、いろんなところを通り抜けて行方不明になっちゃったんでしょうか?(笑)
マヨラナ粒子発見についてのネット反応
量子コンピュータが本格運用されると、それ自体今のスパコンが足元にも及ばなくなるそうですから、期待しています。
今まで、長い時間をかけないとたどり着けなかった答えに、もっと早くたどり着ける様になる。それだけでも、可能性に満ちてるなぁと。
やっぱりマヨネーズ関係を想像しちゃいますよね(笑)
中にはもはやマヨラーと呼び出す人もwww
大半は「よくわからない」という感じですね^^
マヨがつくと、もはやマヨネーズ関係の話という流れは、私だけのことじゃないんですね。安心しました。\(^o^)/
マヨラナ粒子とは?難解なので簡単解説!名前の由来は?
まとめ
今回は「マヨラナ粒子とは?難解なので簡単解説!名前の由来は?
」と題して調査しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。