お恥ずかしながら8050問題ってなんて読むんでしょう?

2018年7月25日、8050問題が話題になっています。

今回は「8050問題の読み方は?定義と対策や事例をまとめて調査!厚生労働省の支援は?」と題して調査します!

8050問題の読み方は?

8050問題がかなり深刻化しています。

8050問題は引きこもりの50代が80代の親の世話になってきたため、80代の親が亡くなった場合に社会的に孤立してしまうことを言います。

80歳という年齢は、いつ命に係わる事態があってもおかしくない年代です。

50代はむしろ次なる世代を育てていく責任ある世代。

それまで親に頼って生きてきた50代は、その能力が低く、社会的にも受け入れる体制がないことが問題です。

この大きな問題にこれからどう向き合っていかねばならないか。

また、新たな社会問題として提起されています。

その前に「8050問題」ってなんて読むの?

私はこの「8050問題」を、恥ずかしながらこの度初めて知りました。

そして読み方もわかりません。(;^_^A

80代50代の問題だから「はちじゅうごじゅう問題」とよんでいました。

しかし、違います。

この「8050問題」は

「ハチマルゴーマル問題」

と読みます。

よかったぁ、調べておいて。

これからまたメジャーな言葉になっていくとおもいますので、あなたもぜひ覚えてみてください。

 

8050問題の定義と対策や事例は?厚生労働省の支援は?

冒頭でも描いた通り、記事を読んで何となく状況はわかりました。

親も息子も高齢化して、働き口が見つからず自立することもできない。

もはや八方塞がりの状況であるということです。

しかし、ぼんやりとしていてこれが8050問題だ!ということができません。

なので定義を調査してみました。

8050問題の定義

以下引用となります

ひきこもりの子をもつ家庭が高齢化し、50代の中高年のひきこもりの子を80代の後期高齢者にさしかかった親が面倒見るケースが増えている、という社会問題のこと。

いわゆる「ひきこもり」は一般的には10代~20代の若者の問題として捉えられがちだが、ひきこもりの問題が顕在化した1980~90年代から30年ほど経た現在、当時のひきこもり世代が社会に出る機会を逃したまま今なおひきこもり続け、50代になろうとしている、という例が少なくないと見られている。生活は以前と同様に親に頼ることになるが、親も仕事は退職しており家計も厳しくなる一方、また体力も衰えはじめ面倒を見切れなくなり、親子ともに世間から孤立しがちになると指摘されている。

なお「8020」は「80歳までに20本以上の歯を残そう」という健康維持の運動であり8050問題とは特に関係ない。

引用元:https://www.weblio.jp/content/8050%E5%95%8F%E9%A1%8C

なんか、関係のない「8020」についてまで書かれていますが(笑)。

これは予備知識として聞いておきましょう。

やはり80代という体力が衰えてきた世代がいまだ50代の子供を養わなくてならない現状が問題とされています。

そしてポイントは「個人の力では脱却することが難しい」環境でいることです。

確かに、「それでもやらなくちゃならない」場面は世間に出ればたくさんあるかと思います。

でもその50代の子供はそれに耐えうる力がない。また、耐えられる状態でないことが問題の原因であると思われます。

8050問題の事例

事例はたくさんあるでしょうが、ここでは8050問題で事件になった事例をいくつかご紹介します。

2018年5月22日、東京都杉並区下高井戸五丁目で55歳の無職の男が87歳の父親をナイフで刺し死亡させた。

この55歳の男は父親の首を中心に全身をナイフで刺し、出血多量で死亡させた。

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASL5Q40XJL5QUTIL02C.html

 

2018年1月、築49年のアパートの一室で82歳の母親と52歳の娘と見られる遺体が、ガスメーターを検診しに来たガス業者によって発見された。

母親が先に亡くなり、娘はその後衰弱して死亡したようである。

引用元:http://www.tokiwahoken-blog.com/2018/03/09/8050/

このようにすでに結構な頻度で事件かしている「8050問題」。

もはやこの8050問題への対策は急務といえるでしょう。

では、厚生労働省はどのような支援を準備しているのでしょうか?

8050問題への厚生労働省の支援

もはや社会問題として看過できないこの「8050問題」

厚生労働省はつぎのような支援をしています。

1.将来設計立案支援

厚生労働省はファイナンシャルプランナーを準備し、家計の生活設計支援をしています。

まずは、この生活基盤を支えてどのような生活を営んでいくのかを明確化させます。

2.50代子どもの竜労支援

やはりことの起こりは子どもに生活能力がないこと。

事情は精神疾患だったりと様々なため、その人に合った就労体制を準備しサポートして、自立に向かわせる施策を実行してインす。

 

8050問題についてのネット反応

 

自分も元引きこもりです。

5年ほど引きこもったあと、このままではダメだと思い、カウンセリングに通い、心療内科で薬をもらいながら、少しずつ外に出て行きました。

単発のバイト、短期の派遣、長期の派遣と少しずつ社会に身体と心を慣らし、3年前に正社員になりました。

その間も決して常に順調という訳ではなく、人が怖くて突発で休んでしまったり、恐怖から逃げるためにODに逃げたりと色々ありました。

今でも相変わらず人の中は怖くて仕方なく、辞めたいなともしょっちゅう考えてしまいますが、それでも今現在ここまで来れたことはよかったなと思います。

引きこもりの方はきっと繊細な方が多いと思います。

人の中で働くことが必ずしも正解だとは思わないのですが、やっぱり人の中にいて得られるものもあると思います。

繊細で優しい方たちが、少しずつでも自信を蓄えて、自由に生き生きと生きていけたらいいなと思います。

 

新卒一括採用で、最終学歴の学校卒業時に
一度失敗すると取り返しが付きづらい社会構造も
良い加減限界に近いのだと思う
就活と新人教育は時代や職場によって、運と当たり外れが大きすぎる

学生時代まで真面目に努力していた良い人でも
たまたま悪いクジを引いてしまう事はある
やり直しのチャンスは少なく、我慢している間に鬱になり
いよいよ駄目になって一線を退くと
病む所まで病んでいるので立ち直りに時間がかかる
そうこうする内に空白期間が伸びて社会からは不要扱い

労働人口が減り
外国人労働者を入れないと足りない足りないと言う割に
雇用側も選り好みが激しい

 

まぁ、働かないよりは働いたほうがいいけど、
取り敢えず仕事があって働いてても実家で親におんぶに抱っこの40代50代が増えてるよね。自分の好きなことしかしないみたいな生活してる。
大人でも言い草が高校生みたいな人、結構いるわ…

 

気合いや根性論は古い考えだとは思うが、この二つで決まってしまう事って沢山あるよね。
特に土壇場だとこの二つを持ってる人が勝つ事が大半。

 

引きこもりに対して「無理しなくていいよ」「頑張らなくていいよ」と言葉は悪いが甘やかし過ぎてるのも問題だと思う。
ずっと甘やかし続けられるなら兎も角、最初甘やかしておいて結局「今のままじゃ駄目でしょ」って最終的になるぐらいなら最初から「今は少し休めばいいけど、いつかまた頑張らないといけないんだよ」と教えるのも大切だと思うんだが。
極端な例えだけど、登山途中でガッツリ休憩挟んだら余計疲れて登る気力が失せるから休憩は座らず立ったままで、とかあるじゃん。それと同じで「一年休んでまた一緒に頑張ろう」とか、ある程度厳しさというか逃げ一手じゃこの先駄目だよって事も示した方がいいと思うんだが。
最悪自殺してしまうかもって懸念があるのかもしれないけど、結局甘やかし続けた結果本人が困る状況に追い込まれてる。

 

親がはやくに亡くなって頼る人もいなければ引きこもりたくても引きこもりれない人もいるんだけどね。人間関係なんて悩むなんて働いていても結婚していても近所付き合いでも多かれ少なかれある。結局は引きこもれる環境に甘えている。
本当に合わない仕事なら転職考えても良いけど100パーセント自分に合う仕事なんてない。どんなに好きな事でもそれが仕事になったら楽しいだけでは済まされない。子供がニートや引きこもりなんて親今時珍しくもないけど親も何だかんだといって子供庇ってるんだよね。女性だと結婚すればなんとかなるとか男性だと正社員は厳しいとか…ブラックが多いとか…

 

気合や根性はナンセンスだ!とか言うけど、結局は本人のやる気、努力、我慢といったことを気合や、根性でなんとかしないとすぐに仕事を辞めてしまう。まぁ、全てそうとは限らないが、あまりにもすぐに仕事辞めすぎ。

 

ひきこもりでも、若い人は適切な処置でやり直しも聞きそうだが、40近くなると、無理やり外に引っ張り出して働く訓練をさせるというのはあまり現実的じゃないと個人的に思う。それより、引きこもったままPCを通じて単純労働だったり、もう少しネットのリテラシーが高い人は文書校閲だとかやってもらって稼ぐシステムを構築したほうがいい気がする。。。難しいね。

やはり、甘えているなどの意見が大半を占めています。

世間もやはりこういった風向きが強く、甘えているので仕事をまたすぐにやめるなどの憶測から、就職できない。の悪循環。

これは相当難しい問題です。

確かにいま苦しんでいる人もいて、単なる甘えではない状況があるかもしれません。そして世間の風当たりも強い。

世間も世間で、甘えているという考えが根本的にはあり、なかなか受け入れる体制が作ることができない。

まずはこの意識の差を埋めなければならないように感じてしまいます。

8050問題の読み方は?定義と対策や事例をまとめて調査!厚生労働省の支援は?まとめ

今回は「8050問題の読み方は?定義と対策や事例をまとめて調査!厚生労働省の支援は?」と題して調査しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。