ギャンブル依存症対策法って知らなかった(;^_^A

2018年7月23日に報道番組でパチンコからギャンブル性をなくすと菅官房長感が発言。

これを受けて現在パチンコの換金禁止になるのでは？と憶測が飛び交っています。

今回は「パチンコ換金禁止はいつから？内容は？ギャンブル依存症対策法(概要)全文から予想！」と題して調査します。

パチンコ換金禁止とは言っていない？菅官房長官の発言

この報道番組で、菅官房長官は「パチンコは23兆円ですよ。ギャンブル性をないような形にする」と発言。

ギャンブル性とは日本語に言い換えると射幸性（しゃこうせい）となります。

射幸性とは（射幸の意味）

　努力をせずに偶然の利益や成功をねらうこと。

引用元：https://www.weblio.jp/content/%E5%B0%84%E5%B9%B8

まぁ、パチンコ・パチスロ台に座っている時間や確率研究をすることを努力というかは別として、あるいみ運任せで利益などをねらうことですね。

ただ、この動画の菅官房長官はとくに「お金」をゲームで得ることの意味でギャンブル性を使っていると思います。

なので、換金禁止をしてただの「ゲーム」として楽しめるようにするでしょうね。

パチンコ・パチスロファンからすれば、景品を買い取ってくれるお店がたまたまパチンコ・パチスロ店の近くにある。

ということで完璧なグレーゾーンで換金をしてきました。（なんか日本語おかしいですけど(笑)）

この換金禁止ともとることのできる菅官房長官の発言を受けてパチンコ・パチスロ業界は顔面蒼白になっているでしょうか？

このパチンコ・パチスロ業界を揺るがしかねない発言。

でも換金禁止とは菅官房長官も言っていませんね。でも上の「ギャンブル性をなくす」という発言から、おそらく換金禁止への動きは止められないと思います。

一体このギャンブル依存症対策法っていつから始まるんでしょうか？内容ってどんなのでしょうか？

 

おそらくこのギャンブル依存症対策法の施行日がカギになってきます。

 

パチンコ換金禁止はいつから？内容は？ギャンブル依存症対策法(概要)全文から予想！

衆議院の公式ホームページにこのギャンブル依存症対策法案の概要が載っていましたので引用します。

⇒ギャンブル依存症対策法の概要画像

【ギャンブル依存症対策法案（概要）】

ギャンブル依存症対策基本法案 概要

【目的】

〇その患者の日常生活及び社会生活に様々な問題を生じさせる国際的にも認められている疾患

○その家族に深刻な影響を及ぼす

⇒重大な社会問題化

ギャンブル依存症対策に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、ギャンブル依存症対策の基本となる事項を定めること等により、ギャンブル依存症対策を総合的かつ計画的に推進。

【定義】

ギャンブル依存症：公営競技(中央競馬を含む。)の投票、ぱちんこ屋等における遊技その他の財産上の利益の得喪に関し射幸心をそそるおそれのあるものを行うこと(=特定原因行為)に関する依存症

ギャンブル依存症対策:ギャンブル依存症の発生、進行及び再発並びにこれに関連する問題の発生の防止等を図るための施策並びにギャンブル依存症の患者(その疑いのある者を含む。)及び偶者であった者並びにその家族に対する支援を図るための施策

【基本理念】

ギャンブル依存症の各段階及びその問題に応じたその防止等を図るための施策を適切に講ずるとともに、 日常生活及び社会生活を円滑に営むことができるように支援

多重債務、貧困、虐待、自殺、犯罪等の問題に関する施策との有機的な連携が図られるよう必要な配慮

ギャンブル依存症が重大な社会問題となっていることに鑑み、ギャンブル依存症の発生等の防止を図る観点から、特定原因行為をその客に行わせる事業については、国又は地方公共団体による適切な監督の下に行われるようにするとともに、法律の規定に違反して行われるものに対する取締りの強化が図られるようにする

【責務等】

(1) 国・地方公共団体・国民・医師等の責務とともに、ギャンブル関連事業者の責務として、ギャンブル依存症の発生等の防止に最大限の配慮をする旨を規定

(2) 国・地方公共団体・ギャンブル関連事業者・医療関係者・民間団体等の連携協力について規定

【ギャンブル依存症問題啓発週間(11月26日~12月2日)】

広くギャンブル依存症問題に関する関心と理解を深めるため、ギャンブル依存症問題啓発週間を規定

【ギャンブル依存症対策推進基本計画等】

ギャンブル依存症対策推進基本計画：政府による策定等について規定※PDCAを確保

都道府県ギャンブル依存症対策推進計画:都道府県による策定等について規定 ※PDCAを確保

【基本的施策】

(1) 教育及び学習の振興並びに知識の普及

(2)関連事業者の事業の方法についての配慮の確保

※特定原因行為をその客に行わせる事業のギャンブル依存症の患者等による利用の制限に特に配慮

(3) 予防等の方法の研究開発の推進及びその成果の普及、専門医療機関の整備等の医療提供体制の整備等

(4) 患者等及びその家族への相談支援の充実等

(5) 円滑な社会復帰に資するための就労支援等

(6) 患者等及びその家族の経済的負担の軽減

(7) 民間団体の活動に対する支援、民間団体と医療等の業務を行う機関等との連携の確保

(8) ギャンブル依存症問題に関し十分な知識を有する人材の確保・養成・資質の向上

(9) 実態調査その他の調査研究の推進、多重債務・虐待等の問題とギャンブル依存症との関係についての調査及び分析

【ギャンブル依存症対策推進本部】

内閣に、内閣総理大臣を本部長とする、ギャンブル依存症対策推進本部の設置を規定

事務：ギャンブル依存症対策推進基本計画の案の作成、同計画に基づく施策の実施の推進、同計画に基づく施策の実施の状況に関する調査・分析・評価等

【ギャンブル依存症対策関係者会議】

当事者等、専門家で構成され、ギャンブル依存症対策の推進に関する重要事項の調査審議・ギャンブル依存症対策推進本部長への建議等を行うギャンブル依存症対策関係者会議の設置を規定

【ギャンブル関連事業者の事業の方法に関する検討】

次に掲げる事項の検討に早急に着手し、結論を得た事項から直ちに、遅くともこの法律の施行後三年以内に、必要な措置を講ずる。

①公営競技の投票法、ぱちんこ機等の射幸性の抑制、②未成年者等の入場制限 の方策、③患者等に係る投票等の制限、④広告宣伝の在り方、⑤警告表示及び担当者の配置等の体制整備 等、⑥Gギャンブル依存症対策の費用負担、⑦ギャンプル関連事業者の事業の監督に係る行政組織の整備

【公営競技等に係る検証】

公営競技等の目的・事業の方法・収益の使途が今日の社会経済情勢に照らして適切かどうかについて検証

引用元：http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/housei/pdf/193hou26siryou.pdf/$File/193hou26siryou.pdf#search=’%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%B3%95+%E5%86%85%E5%AE%B9′

このギャンブル依存症対策法のないようとしては、

  • 要するにギャンブル依存症の定義と対象範囲を作って、その判定やケアする環境を整える。
  • またギャンブル店にはギャンブル依存症発生の防止策を義務化？する。

などが盛り込まれています。

いろいろと解説すると長くなりそうですので、ここではパチンコ換金禁止に関係ありそうなところに的を絞っていきます。

上のギャンブル依存症対策法概要全文で赤字にしたところが、関係する部分となります。

そこには「法律の施行後3年以内に必要な処置を講ずる」と書かれています。

ですので、パチンコ換金禁止となるのは

施行後3年以内

となりますね。

じゃ、いつ施行になるのかというとやはりＩＲ法によるカジノ開設がキーポイントとなります。

こちらの記事

⇒カジノ法案可決(成立)！ 候補地はどこ？有力地はメリットを生かせるか調査！

で、カジノ建設候補地が決まるのは2025年と書いています。

ですので、それからおそらく5年以内にはカジノか開設されると予想されます。

ということは2030年までにはこのギャンブル依存症対策法は施行され措置が完了していなければなりません。

ですので、最も遅くても

2027年にはパチンコ換金禁止が現実化している可能性があります。

パチンコ換金禁止はいつから？ギャンブル依存症対策法(概要)全文から予想！まとめ

今回は「パチンコ換金禁止はいつから？ギャンブル依存症対策法(概要)全文から予想！」と題して調査しました。

私はパチンコ・パチスロともにしないのですが、このパチンコ換金禁止はやはりパチンコ・パチスロファンからしてみれば、魅力が一つ減ることは明確でしょう。

今回の予想が当たればパチンコ換金禁止は10年足らずで実行されます。

必要に迫られればもっと早まる可能性があります。

だからってどんどんお金をつぎ込んではだめですよ(;^_^A

あくまで一種の趣味の範囲で楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【関連記事】

⇒パチンコ換金禁止へ！菅義偉官房長官の動画あり！IR法の陰でギャンブル依存症対策法も成立！