宮川紗江選手のパワハラ問題は複雑すぎてわからなくなってきた(-_-;)

巷ではこのパワハラ問題。これからのアマチュアスポーツ界の岐路ともいえる問題と認識しています。

今回は「宮川紗江パワハラ問題へのラビッツ体操塾ブログコメント全文!速見佑斗コーチの会見内容にも注目!」と題して調査しました。

宮川紗江パワハラ問題へのラビッツ体操塾ブログコメント全文!

 <宮川紗江パワハラ問題について・・。>

この件については過去にも今にも風評被害を受けている(ラビッツでも体罰的指導を行っていると噂されたりネット上に書き込みをされた事がある)ので、こちらから言える部分は主張させて頂きます。

一応、何も知らない人には補足しておきますが、私が代表として居た時期(立ち上げから丸々1年間)のセインツでは体罰なんて全くありませんでした。
私が辞めて後任に任せた先生が仕切っている内もありませんでした。

その人も丸1年勤めて辞めていって・・、暫くか何年かして、ラビッツの保護者から聞いた時には耳を疑いました。私が知っている彼は暴力を振るう人ではなかった。

というのが4~5年くらい前の話・・。そして その時期からずっと・・、の話です。

これまでは「オリンピックという大きな目標に向かって頑張っているのだから・・」と黙認していたし、他の多くの体操選手・コーチも同様に知っていても黙認するしかなかった。

実際 私はもうセインツから出た人間なので力関係が無い。他のクラブのコーチ達も同じ。上司じゃなければ止めることも処分する事もできない。制止するよう その場で声を掛けることは出来たとしても、それ以上のことは出来ない。

その場に出くわした子供が怖い思いをしたり、教育に悪い影響が出るんじゃないか、と心配はしても、声は上げられない。特に現場を見ていない人に話しても、「まさか そんな事あるわけ無いよ」と取り合ってくれない事が多かった。

体操業界の人間ならあの二人の暴力関係がずっと続いているのは知っているし、その熱血指導を過去も今も求める関係であることも有名な話です。

今になって急に・・、という話でもない。

その結果として、今年の3月に速見コーチは日本体操協会からコーチ登録を外されています。

本日(29日付け)のネット記事の中で、日本体操協会が把握している暴力の具体例が列挙されていました。
その1つ「2018年5月 東京体育館のサブ会場で同様の怒鳴る行為」

NHK杯の会場練習中にコーチから殴られ、それに対し選手も殴り返した。怒鳴り合いが続いて練習を途中で止めて帰った。翌日の試合の結果は酷いものだった・・。
という話はこちらまで届いています。これは日本体操協会が把握していることです。

この事件が一番 問題視されて、そこから8月の無期限登録抹消へと繋がっています。
このタイミングでニュースに出たのは驚きでしたが、暴力を問題視されて処分を受けたのにも関わらず、繰り返し暴力を行った。それも多くの人が見ている試合の練習会場で・・。

日本では「愛があれば体罰もやむなし」という誤った思想が未だに多く存在する。
これは国際社会では だいぶ前からNGだし、日本の教育からも排除されるべき問題です。

特にオリンピックや国際大会に出場する選手やコーチが行うべきではないし、それを容認する人がメダルをとって、体罰やスパルタ指導が再評価されるのは断じて許しがたい。

紗江ちゃんの会見では、暴力は1年以上前のことだ、と主張しているが、今年の暴力が特に問題となっている。
これについて どういう認識をしているのだろう?これは勝てる喧嘩じゃない。

おかしなニュースは続報を知りたくなるので、マスコミからすれば格好のネタを提供しているようだけど、注目を浴びたとしても好転はしない。

体操業界への不安が広がるほど、前の所属練習先で体罰があったと報道されるほど、ラビッツまで風評被害が及ぶので困っています。

2018.8.31追記
パワハラ告発の宮川紗江にエール<真相>

SNSで「協力します」田中理恵<日体大卒>
SNSで「全力で応援」鶴見虹子<朝日生命退部><日体大卒>
TBS番組にて「30年ぐらい前からこういう噂はありました」森末信二<日体大卒>
TBS番組にて「無駄にしてはいけない」池谷幸雄<日体大卒>
SNSで「選手はみんな味方だよ」齋藤優佑<日体大卒>
ニュースにて「塚原氏の『全部嘘』発言は『言うべきじゃない言葉だった』具志堅幸司<日体大卒>

これは体操業界に昔からある、朝日生命と日本体育大学の派閥争いだ。
塚原夫婦を追い出した後の席に座るのは日体大OBだろう。

サエちゃんのウソを追求する発言を言えない空気が占めているのだとしたら、それもパワハラでしょう。

体罰は悪だと言えないパワハラが広がっていることが非常に残念・・。
サエちゃんの進退も心配だけど、速見さんがセインツで体罰を行っていたことや、今後も続けることや、速見さんが出た後のセインツで今は更に酷い体罰が横行していて誰も声を出せない状況であることはパワハラではないのか?

サエちゃんはパワハラだと思っていないかも知れないが、今 殴られている子供達はパワハラだと感じていて我慢しているんだよ・・。
塚原夫婦に権力が集中するのが良いとは言えないが、今より更に体罰容認の体操業界へと変わってゆく流れは見過ごせない。

2018.9.3追記

塚原千恵子氏を擁護する気は全く無いですが、前提条件を知らない人達がどんどんイジメの加害者になってゆくのを見て見ぬふりも出来ないので、もう一つ情報を出します。

7月の段階でレインボーは速見さんに対し弁護士を立てて既に争っていました。
紗江ちゃんがレインボーを8月22日に首になるより前に、7月11日に速見さんはレインボーを首になっていました。

レインボーとの契約は5月からなので、たった2ヶ月で契約解除する、それに足る情報を日本体操協会に確認する必要がありました。
速見さんの暴力行為が度を超えていたものかどうか、他に詐欺容疑が実際にあったかどうか、塚原千恵子氏は相談を受けていました。

そのために、紗江ちゃんに暴力があったかどうかの7月15日の本人確認は、レインボーの訴訟の証言となりえる話なので、録音を取っていたとしてもオカシクないのです。

上記NHK杯の会場練習での事件により、レインボーは想像以上の体罰を目の当たりにし、それを知らずにスポンサー契約をしてしまったとして契約解除をするために、日本体操協会に速見・紗江ちゃんの体罰に関する調査を依頼するに至ったという流れです。

塚原千恵子氏が録音テープを撮っていたのは、来たるべき紗江ちゃんからのパワハラ告発を予測したものではなく、協会員からの告発の調査に回答する一連の流れだったのです。

この辺りを抜きにして、なぜ勝手に録音していたのかと人格を疑うのは筋違いです。そして引き抜き(スカウト)を行ったのはレインボーであり、高須クリニックです。これは「悪質な引き抜き行為」という意味ではなく、通常の引き抜き行為(スカウト)です。朝日生命が将来有望な紗江ちゃんに通常の引き抜き行為(スカウト)を行っていたとしても、なんら不思議な事はありません。
悪質な例を除き、引き抜き行為(スカウト)はスポーツ界のみならずビジネス界、一般社会で至る所で起きている行為です。犯罪行為ではありません。

引用元:http://www.niiza-taiso.com/r39.html

この宮川紗江選手のパワハラ問題でこのラビッツ体操教室でも、ネット上で書き込みをされるなどの風評被害が起きているという前置きから始まるこのブログコメントの内容。

まずはこの宮川紗江選手のパワハラ問題に関係のない、各体操教室にも影響が出ているという現状からラビッツ体操教室がコメントを出したと理由を述べています。

その後は体罰について言及。

速見コーチと宮川紗江選手の関係にも言及されています。

そして再び日本体操界の体罰容認の体質に言及。

それは間違っている、暴力は絶対ダメという立場を明確にしていますね。

追記前はこの宮川紗江選手のパワハラ騒動の影響で、体操業界の信用が揺らぎラビッツ体操教室も風評被害にさらされていると現状を訴えました。

そのあとがすごいヤバイ内容です。

宮川紗江選手のパワハラ告発を引き金に、実はこの問題は朝日生命対日体大の派閥争いに発展したということだなのです。

SNSなどで宮川紗江選手を擁護する体操選手OG・OB、テレビに出演する元体操選手など。

いま塚原夫婦の体制に異を唱える人はすべて日体大卒だというのです。

この朝日生命と日体大の派閥争いは昔からあるもので、塚原夫婦の後の席には日体大OBが座るとまで書かれています。

体罰が悪だといえない状況はパワハラではないのか。

今、そしてこれからの体操業界では体罰はなくならないのか。

そんな現状を危惧する心情がつづられています。

最後は宮川選手のレインボーとの契約解除と塚原千恵子強化本部長の録音・引き抜きについて言及。

契約解除のきっかけは速見コーチの行き過ぎた(体罰を含めた)指導だったのか。

塚原千恵子強化本部長の録音は訴訟による証拠であり、引き抜きについても正常なものであれば問題ないとも書かれ、締めくくられていました。

宮川紗江パワハラ問題が体操業界へ与える影響

このラビッツ体操教室のブログコメントからわかることは、もはや宮川紗江選手と塚原夫婦の間だけの問題ではないということ。

その当事者としてラビッツ体操教室も看過できず、ブログへコメントを挙げたのでしょう。

このラビッツ体操教室だけでなく、このパワハラ問題の影響を受けている体操教室は多いはず。

それだけこの宮川紗江選手のパワハラ問題の根深さがうかがわれます。

体操業界のみならず、今スポーツ業界では体罰はご法度。

でも、アマチュア・プロだけではなく学校教育の場でも、いまだ体罰による指導、そして行き過ぎた指導による犠牲者は後を絶ちません。

もはや、スポーツを舞台にしたパワハラ・暴力行為の問題となっています。

昔からあった前代的な指導を受けた人は、いまスポーツ各団体の要職についていくことが多いと思います。

是正は急務としながらも、過去に染み付いた指導方法から完全に脱却できないジレンマが感じられます。

宮川紗江選手のパワハラ問題についても、新たな情報が次々出て混乱の極みとなっています。

日本体操協会は本日(9月5日)に、関係団体へ「1週間くらいで第三者委員会を立ち上げる」と報告したという報道がありました。

また、1か月くらいでの早期解決をしたいとも言っています。

ですが、せっかく外部の人間が入る第三者委員会。

しっかりと調査していただいて、今のこの体操業界の体質を変える一石を投じるような調査結果を出してほしいものです。

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宮川紗江選手の元コーチ速見佑斗さんが会見!内容にも注目!

また、本日午後5時から宮川紗江選手の元コーチである速見佑斗が会見を開きます。

内容としては

宮川紗江選手への暴力行為について謝罪

宮川紗江選手とともに東京五輪を目指す決意表明

について話すそうです。

速見佑斗コーチが宮川紗江選手への暴力行為については、ちょっと信じられないレベルの体罰を行っていたという証言も報道させています。

宮川紗江選手と速見佑斗元コーチの代理人を務める山口弁護士は「どこまで話をするかは速見コーチに任せている」としています。

個人的には、このパワハラ問題のきっかけである「暴力行為」についてはっきりと話したほうがいいと思います。

証言の中には「殴られて顔半分が腫れていた」「Tシャツを伸びるくらい引っ張られて試合会場から出された」「1時間以上たたされて説教されていた」といったちょっとはたから見てひどいなといえる内容もあります。

代理人弁護士の方はそれらについてひたいされていますが、ここはひとつ速見コーチ本人の口から真実を話したほうが良いと思われます。

やっていないものはやっていない。やったものはやった。

そういったことをはっきりと口に出して語られたほうが、この混乱した現状にはプラスに働くと考えられます。

【2018.9.5追記(ノーカット版動画)】

本日宮川紗江選手の元コーチである速見佑斗さんの記者会見が行われました。

〇速見佑斗元コーチの記者会見動画(ノーカット版)

こんなことを書くとまた中立ではないといわれるかもしれませんが、本当に真摯に質疑応答をされていたと思います。

この動画冒頭でも速見佑斗元コーチは言っていますが「真摯に受け止める」というのはウソではないと感じました。

そして速見佑斗元コーチはこれからの体罰や暴力がないように勉強し、後につなげていきたいとも動画で言っています。

体罰や暴力は決して許されるものではありません。

この発言は良いか悪いかは、今後の速見佑斗さんの行いが示してくれるでしょう。

しかし、気になったのは引き抜きの部分。

引き抜き行為はなかったとする塚原夫婦の発言とは食い違います。

しかし、その引き抜き行為も直接的ではなく、周りから言わせているようですね。

事実、このパワハラ問題が起きてから一ついつも引っかかるのは「塚原夫婦は直接関与していないように思わせる」というところです。

そういうところが反感を買うのでしょうね。

これは塚原夫婦の周りの人の忖度なのか、それとも塚原夫婦が圧力をかけてのことなのか。

これについては第三者委員会がどこまで突っ込むのかで変わったりもしますが、真相を明らかにしてもらいたいです。

宮川紗江パワハラ問題へのラビッツ体操塾ブログコメント全文まとめ

今回は「宮川紗江パワハラ問題へのラビッツ体操塾ブログコメント全文!速見佑斗コーチの会見内容にも注目!」と題して調査しました。

暴力は絶対ダメ。何が何でも許されるものではない。

それはみんなわかっていると思います。

でも、過去に染み付いた指導が感情的になった時にでてしまう。

これはとても悲しいことです。

その行為を行ったところで、何が変わるんだろう。

今こんなことを言うのも意味がないのかもしれませんが、過去の指導方法は絶対間違っていた。

それが今になってこんなにもスポーツ業界にはびこっているのが、非常に残念に感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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