2018年6月25日の深夜から始まる日本対セネガル戦。審判はジャンルカ・ロッキさんですが、実はイタリアサッカー界の一大スキャンダルに巻き込まれていました。ですので今回はジャンルカ・ロッキ三都そのイタリアサッカーの大スキャンダルについて調査します!

W杯日本戦の審判ジャンルカ・ロッキ

 

W杯2018年ロシア大会で、日本対セネガル戦の審判ジャンルカ・ロッキさんは1973年生まれの44歳です。

顔は怖いですが、キャリアが10年もありロンドンオリンピックで男子サッカーの審判も務めたこともあるベテラン審判です。

顔に「厳」の文字が浮き出るくらいのインパクトのある表情の審判ですね^^

この「厳」の文字が浮き出そうな審判:ジャンルカ・ロッキさんですが、やはり審判としてのジャッジも厳しいです。

結構レッドカード・イエローカードをだすことで話題になっています。

詳しくはこちらの記事に書いています。

そんな選手に厳しいジャンルカ・ロッキさんですが、どうもイタリアサッカー界の一大スキャンダルに関係するようです。

そのイタリアサッカー界のスキャンダルってなんなんでしょう?

イタリアサッカー界の一大スキャンダルとは?

イタリアサッカー界の一大スキャンダルとは、

「カルチョ・スキャンダル」

のことでした。

イタリアサッカー界のカルチョ・スキャンダル詳細

カルチョ・スキャンダル(Calcio Scandal)は、2006年に世間に衝撃を与えたスキャンダルです。

内容は、いわゆるヤラセですね。

あるチームが審判(主審、副審)に対して、自分のチームに有利な判定を行うように買収していたのです。

そのチームはイタリアのサッカーチーム「ユヴェントス」。

主犯は当時ゼネラルマネージャーをしていたルチアーノ・モッジ。

そして、同じく当時最高経営責任者 (CEO)をしていた アントニオ・ジラウド。

かなり組織的に審判の買収は行われていたようで、なんと当時のイタリアサッカー連盟会長(FIGC)であったフランコ・カローラや、審判協会(AIA)の元会長:トゥーリオ・ラネーゼも協力していたといわれています。

これはもう組織的も組織的。どこからも監視の目が入らないじゃないですか\(◎o◎)/!

ユヴェントスは198年代後半から1990年代前半まで、リーグ優勝ができなかったため、観客動員数の低下やスポンサーのフィアットからのスポンサー資金凍結など苦しい状況にありました。

チームを強くしたいけど、お金のある所に大物は行ってしまうので本当に苦しい状態だったようです。

それでもユヴェントスは王者を奪還し、ついには常に上位に入るチームにまで回復。しかし、1998年前後に審判買収疑惑とドーピング疑惑が浮上します。

しかし、それは確証がなかったため疑惑のままで幕引きでした。

そして2005年から数多くのユヴェントスの不正疑惑が浮上するようになり、ついに2006年にイタリアサッカー連盟に自分たちに有利な審判を選出するよう圧力をかけたシーンを盗聴によって暴露されました。

やっぱり悪いことはできませんね。必ず悪事はばれます。

では、今回の日本戦の審判員ジャンルカ・ロッキさんも、このカルチョ・スキャンダルに関係していたのでしょうか?

カルチョ・スキャンダルとジャンルカ・ロッキの関係

このカルチョ・スキャンダルにより、ユヴェントスは主力選手の海外移籍、やリーグの降格等の措置を受けました。

また、多くのクラブ関係者や審判員が処罰されるという結末を迎えます。

私が数えただけでも、30人近くいましたね。

そして今回の日本戦の審判員ジャンルカ・ロッキさんはその中の一人に入っています。

ただし、ジャンルカ・ロッキさんは証拠不十分で無罪

罰金はなく活動停止5年という処罰内容でした。

 

ジャンルカ・ロッキ(W杯日本戦審判)の関係するスキャンダルまとめ

今回は「ジャンルカ・ロッキ(W杯日本戦審判)の関係するスキャンダルとは?」と題して調査しました。

イタリアサッカー界のスキャンダル「カルチョス・キャンダル」すごい規模でしたね(;^_^A

このスキャンダルでジャンルカ・ロッキさんは無罪でした。

まぁ、その後はいろいろと誤審やらの噂はあります。

ただし、日本対セネガル戦の時はお願いしますよ!ジャンルカロッキさん!

最後まで読んでいただきありがとうございました。