台風21号は今年最凶の台風になるかも?

台風の強さを表す階級表現で一番上の「猛烈な」台風となった台風21号。

昭和三大台風の中でも最も被害の出た「伊勢湾台風」と同じルートをたどっていることで、その影響が心配されます。

今回は「台風21号(2018)の被害を最小限に!災害の備えまとめ!」と題して調査しました。

台風21号(2018)の被害は甚大必須と思って準備が必要!

2018年9月1日現在で、すでに台風21号は915hPa、再々瞬間風速75m/s(時速に直すと270km/h)となっています。

これは今年最強の台風。

しかも、ルートがあの戦後最悪の死亡者数をだした「伊勢湾台風」と同じです。

つまりこの台風21号はもしかしたら平成でも最も志望者をだすポテンシャルを持っているということ。

「ルートが同じだからってそんなに強くなるとは限らないじゃないの?」

なんて思っているあなた!伊勢湾台風が戦後最悪の被害を出す猛烈な台風になったのにはちゃんと理由があります。

 

台風21号が伊勢湾台風並みの被害を出す可能性がある理由

伊勢湾台風をはじめ、この東海地方を通るルートを辿る台風は強力になりやすい。

その理由は

東海付近の海水温の温かさ

にあります。

東海付近の海水温は、水深100メートルぐらいまで26℃以上あるそうです。

台風の発生条件にも水温が26℃以上というものがあります。

また、水深100メートルくらいまで水温が高いと、台風が来て海をかき回してもなかなか水温が下がらない。

だから台風はこの海域に来ると、海の水蒸気を得てさらに活発化するということです。

なので、この東海地方からのルートで上陸した台風は、強力なまま日本列島を渡って甚大な被害を出しやすいんです。

台風は自然のことなので、われわれ人間にはどうしようもありません。

でも、事前に準備をすることで被害を最小限にすることはできるのです!

【昭和の三大台風の被害などはこちら】

台風21号(2018)進路風速がヤバイ!915hPaは被害甚大!十分な備え必須!

台風21号(2018)の被害を最小限に!災害の備えまとめ!

台風21号の被害を最小限にするには事前の準備が必要。

そのためのポイントをまとめました。

台風21号の被害を最小限にするためのポイント①自宅付近の対策

まずは私たちを雨風から守ってくれる自宅について対策しましょう。

【屋外の台風対策:窓】

最近は窓に雨戸がないお宅も多くなりました。

あっても日ごろは使わず閉まったまま。

そういった場合、レールに砂やチリなどのごみが堆積しいざ使おうをするとレールが滑らず使えない状態になる可能性も多いです。

また、長年使っていないためレールのローラーが経年劣化でボロボロ。パッキンなどが廃れガタガタになっている可能性もあります。

ですので、まずは雨戸の掃除。そしてレールの滑り具合やがたつきの確認などを行いましょう。

その雨戸の状態にもよりますが、CRE(クレ)556などをローラーに吹きかけると動きがスムーズになる場合もあります。

画像は楽天市場のものをしようしていますが、お近くのホームセンターでも簡単に手に入ります

ご家庭に一本持っていると大変便利です。

【屋外の台風対策:玄関やベランダの設置物】

台風といえば風と雨。

今回の台風21号は猛烈な風も吹くようですので、玄関やベランダに置いてある自転車、ベビーカー、観葉植物の鉢植え、物干し竿などは屋内に収納しましょう。

これらが吹き飛んだ際、勢いで窓ガラスを割ってしまう可能性も高いです。

自転車や物干し竿などはハンドルなどの突起部分がガラスを割る可能性があります。

台風なのに窓ガラスがないなんて、考えただけでもぞっとしますね^^;

その場合は家の窓ガラスに「飛散防止フィルム」などを貼って補強し、被害を最小限に食い止めましょう。

 

上も楽天市場のものですが、お近くのホームセンターでもお購入いただけます。

【屋外の台風対策:住居周りの環境の確認】

台風21号は大量の雨をもたらす可能性もあります。

ましてや、台風の前にも大雨などが降っていた場合は川の氾濫や土砂崩れが心配されます。

2018年は特に川の氾濫、土砂崩れが多く犠牲者が後を絶ちません。

  • 家の近くに崖があるのならば
  • 普段見慣れないところからの水が流れている・水が湧いている(その水が極端に濁っている)
  • 小石や石などが上から落ちてくる
  • 木のきしむような音・バキバキと折れるようなが聞こえる
  • 斜面に今までにない亀裂が走っている

などを確認ください。

【土砂崩れの瞬間がエグい!前兆はこんな感じ】

また、確認作業をするときは必ず安全な場所からの観察をしてください。

川や海の様子を見に行って、高波や流れに巻き込まれてしまう事例が多くなっています。

また、自然環境以外には家の雨どいや側溝の清掃などをして雨水がスムーズに排水されるように準備することも忘れずに。。。

【屋内の台風対策:非常備蓄品の準備】

台風だけではありませんが、災害時に救助が来るまでは自分たちで生き延びなければなりません。

東日本大震災までは3日程度を目安にといわれていました。

しかし、東日本大震災後は1週間くらいの備蓄が必要といわれています。

特に必要と思われるのは懐中電灯・水・食料・電池・電池式ラジオです。

停電になればもちろんバッテリーがないものは動きません。

大規模になればライフラインの復旧は長期間に及びます。

また、情報源もテレビは使えません。

通信局にやられれば携帯電話も通信できません。

私も東日本大震災を経験しましたが、そうなると一番頼りになるのはラジオです。

普段はあまり使われない方は一度操作方法などを確認しておいたほうが良いと思います。

しかし、個別に準備するとなると必要なものが多く、また期限切れのチェックなど保管にも手間がかかります。

そういった方にはこちら

こちらは楽天市場の防災グッズ専門店の非常持ち出し袋です。

これまでの災害の経験から選りすぐられた35品目45点の災害グッズが防水のリュックサックに入ったまま販売されています。

しかも、このリュックサックには物品が入っていてもまだ余裕がありますので、必要な貴重品や保険証などをいざというときにさっと入れて避難できます。

また、珍しいのが「賞味期限切れリマインダーサービス」です。

日ごろ使わないものだけに、食品類の賞味期限が切れて必要な時に使えなかったなどの状態になりかねません。

この防災グッズ専門店はそう言ったミスを防ぐべく「楊美紀現切れのリマインダーサービス」を行っています。

購入する際にリマインダーサービスに加入するを選んでいただくと、5年保存水など時がたてばうっかり忘れてしまいそうな食品類の賞味期限を教えてくれます。

これで日ごろの非常袋の管理も簡単ですね^^

【屋内の台風対策:浸水】

2018年は川の氾濫などの水害が多いと先ほど書きました。

河川の近くにお住いの方はもちろんのこと、都市部に住んでいる方も例外ではありません。

瞬間で大量の雨が降ると雨水が下水設備の許容量を超え、あふれ出している事例が多くなっています。

ですので、海抜より低い地域や河川の下流に住んでいる方は「浸水は起きるもの」として行動してください。

浸水の可能性が災害放送などであった場合は、貴重品、家財など大事なもの、壊れやすいものは高いところ。2階があれば2階に移動させましょう。

特に保険証書など、災害後に必要となる書類関係。財産関係の書類など大切なものは普段の場所から移動させましょう。

家屋に被害があったりすれば、それこそ復旧に必要となります。

 

台風21号(2018)の被害を最小限に!災害の備えまとめ!まとめ

今回は「台風21号(2018)の被害を最小限に!災害の備えまとめ!」と題して調査しました。

もう災害は対岸の火事ではありません。

自分の身は自分たちで守る。災害時の救済は「自助」が基本です。

そして、台風は事前に来ることが予想できる現代。

災害情報を逐一確認し、避難が必要となったら速やかに避難。

また、周りの環境に怪しい変化があったら避難情報を待たずに避難しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【昭和の三大台風の被害などはこちら】

台風21号(2018)進路風速がヤバイ!915hPaは被害甚大!十分な備え必須!