連続テレビ小説「なつぞら」は全156話の平均視聴率が21.0%と大ヒット作品となりました。

NHKの第100作目となり、主演の広瀬すずさんをはじめ草刈正雄さん、歴代の朝ドラヒロインが出演し、話題となっていましたね。

そして今日から新しい伝説が始まります。

戸田恵梨香さん主演の「スカーレット」!

原作の小説は無く、実際の女性陶芸家・神山清子さんの半生をモデルに、

ホタルノヒカリなど御馴染みの水橋文美江さんが脚本を手掛けるオリジナルドラマとなります。

ちなみにタイトルの「スカーレット」は、窯の中の炎の緋色から来ているそうですよ!

早速第一週「はじめまして信楽」一話のネタバレです。

キャスト

・物語メインの時代
川原喜美子(戸田恵梨香)陶芸家
川原マツ(富田靖子)喜美子の母

・過去(昭和22年)
川原喜美子(9/川島夕空)滋賀・信楽へ移り住む
川原常治(北村一輝)喜美子の父
川原マツ(富田靖子)喜美子の母
川原直子(やくわなつみ)喜美子の上の妹
川原百合子(0?)喜美子の下の妹
大野忠信(マギー)常治の元戦友、信楽で雑貨屋を経営
大野陽子(財前直美)大野の妻
大野信作(中村謙心)大野の息子
黒岩次郎(?)信楽のガキ大将
熊谷照子(横溝菜帆)?

 

ネタバレ

○窯
炎。
窯の火を見つめる川原喜美子。
鍋いっぱいに水を汲んだ川原マツが、走ってくる。
マツ「火事や!、火事や!、火を消すでー!」
喜美子「消したらアカン…水より薪や。もっと燃やす!」
窯へ薪を投げ入れていく、喜美子。
喜美子「…もっと、もっと、火を焚くンや…」
強くなる炎に照らされる、喜美子の顔。
窯の焼き物も炎に揺られ、緋色となる。

※過去
○琵琶湖
木製のリヤカーが回る。
タイトル「昭和22年(1947)」
荷物満載のリヤカーを引く北原常治
バケツには「川原」の文字
マツは赤ん坊の川原百合子を抱えている。
喜美子、川原直子、海に向かって走り出す
喜美子「海やー」
戦争が終わって、滋賀県信楽に移ってきたのだ。
常治「ここ海ちゃうで」
喜美子「海、言うたやん!」
常治「湖や、湖」
喜美子「こんなに大きいのに?」
常治「よう見ておけ!こっちの心も大きなんで!琵琶湖言うてな、日本一の湖やからな」
琵琶湖に向かって叫ぶ、常治・喜美子・直子
NA「この子の名前は、川原喜美子。
 (フラッシュ:大人の喜美子が、工房で土を練っている)
  女性陶芸家の道を切り開くことになります」

○オープニング
タイトル「連続テレビ小説 スカーレット」
※主題歌・Superfly『フレア』

〇道
桜が咲いている。
たぬきの焼き物の前で手を合わせる喜美子。
リヤカーを引いた川原家の面々。
向こうから、大野が声を駆けてくる。
大野「ハンジョー殿!」
常治「もう戦争終わったんやし、ジョーでええで」
挨拶を交わす川原家と大野。

〇大野家・玄関・外
竹馬に乗った信作。
赤ん坊を背負った喜美子が箒とバケツを手にやってくる。
喜美子「今日から、ここに引っ越した」
無言の信作。
喜美子「なんじゃ」
喜美子が近寄ると、一歩引く信作。
道の向こうから「紙芝居」と歌う子供達がやってくる。
ガキ大将「誰じゃ?くっさ、くそしとる」
「くそったれ」とまた囃す悪ガキたち
喜美子、家の中へ走ってく。

〇大野家・土間
赤ん坊の百合子を下ろして箒を手に走り出す喜美子

〇大野家・玄関・外
信作はまだ竹馬に乗っている。
喜美子「どこ行った!あっちか?」
信作、頷く
喜美子「何がくそったれじゃ!くそー」

〇大野家・居間
マツに額の傷を消毒されている喜美子。
ちゃぶ台に握り飯を出す大野陽子。
陽子「女の子やのに、顔に傷つけるなんてひどいわ」
直子、米粒に感動して
直子「ぜーんぶ、お米や」
陽子「きみちゃんも遠慮しんとお食べ」
握り飯を食う、喜美子・直子。
信作を脇に抱えて来る大野、縁側の常治に声を掛ける。
大野「ジョーさん、相手が分かりましたで。やっぱり倅が見とりました」
陽子「信作、何で止めへんかった?」
大野「坂下りたとこの黒岩さんちの子やで。なんでも『くそったれくそったれ』と先にからかってきた・・・」
言い終わらないうちに血相を変え、道に飛び出す常治。

〇道
下駄を脱ぎ、裸足で走り出す常治。
常治「何がくそったれじゃ、このガキ!」

〇黒岩家・玄関中
黒岩次郎母に詰め寄る常治。
常治「よくもうちの可愛い娘に、でっかい傷作ってくれましたな!」
次郎の母「次郎、謝り!」
次郎、引きづった足。腕に包帯を巻き、顔も傷だらけである。
次郎の母「これ娘さんの・・・」
折れた箒。
言葉を失う常治。

〇大野家・居間・夜
常治「あほか!引っ越し早々、男とやりあうおなごがおるか!しかも(箒を持って)こんなん使って!卑怯やろ!ええか?もう二度と喧嘩はあかん。
喧嘩禁止じゃ!何言われても、じっと耐えろ」
喜美子「・・・そんなん・・・」
常治「分かったら、はよ寝ろ!」
喜美子を寝室に促すマツ。陽子と目が合う。

〇大野家・外・夜
陽子に封筒を渡すマツ
マツ「これ・・・」
陽子「お金はまとまった時に・・・」
マツ「こんな立派なうちを世話して頂いて、、、うちだけやありません。仕事も」
陽子「ただの戦友やないで。聞いてないの?」

〇寝室
何かを探している常治、マツに
常治「あれ?ここにあった封筒は?」
マツ「大野さんの奥さんに渡しました」
常治「あれ有り金全部やで」
マツ「あら・・・」
喜美子が入ってくる。
喜美子「直子がまた起きてしまった」

〇縁側・夜
直子を抱きかかえている常治。隣に喜美子とマツがいる。
喜美子「借金は?」
常治「(直子を撫でながら)楽しい事だけを考えような」
喜美子「借金消えてないんやろ?」
マツ「喜美子、お父ちゃんは大野さんの命の恩人なんやって」
常治は、兵役中にケガした大野を何十キロも背負ったのだ。
喜美子「そうなん・・・?」
照れくさそうな常治。
マツ「借金のことはまたこっからやり直したらええねん」
喜美子は頷く。
常治「きれいな月やのう」
喜美子「(マネして)きれいな月やのう」
マツ「きれいねぇ」
夜空の満月。

〇大野からの借家
酒瓶を持ち、常治に詰め寄る喜美子。
喜美子「お酒?お金全部お酒に替えたん?」
常治「お母ちゃんの着物、大阪で売ってくる」
一人で?高く売れるのか?と質問攻めにする喜美子。
常治「やかましいな」
常治、家を後にして出ていく。
喜美子「ほんま、頼むなー!」

〇校舎裏
背を向けている女子。
女子「よそもんに、やられたんけ?」
ツインテールの美少女、熊谷照子である。
振り返ると、次郎ら喜美子をからかった男子たち。
照子「川原喜美子・・・」

〇道
桜のふもと、たぬきの置物。
前を歩く信作を喜美子は走って抜かして、たぬきの前で止まる。
喜美子「おはよう、たぬき」
信作「よそもんは、たぬきに化かされるで。ばあちゃんが言ってた」
喜美子「それおもろいな、騙せるものなら騙してみい!取って食うたる」
信作「たぬき食うんけ?」
引き気味の信作に、顔を近づける喜美子。
喜美子「あんた、よう見たら、たぬきみたいな顔しとるな」
信作、逃げ出す。
喜美子「あほちゃうか・・・あっ!」
草を食べているたぬきを見つける喜美子。
たぬきは山道へ進んでいく。
後を追う喜美子。

〇山道
たぬきを探している喜美子。
後ろ姿の男性。顔ま見えない。
喜美子「誰や?」

 

補足

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感想

喜美子に怪我をさせた男の子の親に常治がどなりいくシーンが見どころでしたね!

自分はかすり傷なのに、箒が折れるほど男の子に怪我させる喜美子の性格が、

男勝りで、男だらけの陶芸の世界で紅一点奮闘する将来の喜美子を彷彿させますね!

この描き方、素敵です。

第二回への振り(男の後ろ姿、「誰や!」の喜美子のセリフ)もしっかりして、

明日も見たくなります。

またSuperflyさんの『フレア』、情熱的な中にもしっとりと聞かせる美しいメロディと歌詞でした。

こちらも要チェックです!

今回は「NHK連続テレビ小説「スカーレット」スタート!主人公・喜美子に怪我をさせたのは?」と題して調査しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。